(11)学歴別同和地区に対するイメージから


報告書票5−1−1−8に、高学歴の人ほど、~
「所得が低い人が多く住んでいる」~
「閉鎖的な意識を持った人が多い」~
「集団で行動することが多い」~
「えせ同和行為がある」~
「特別扱い、優遇されている」~
と考えている傾向が見られるのはなぜか。と言うことですが,次のような理由が考えられる。
○学歴が高い人ほど、情報量を多く持っている。その情報源は、学校での教育情
報、学校を通じてより多くの情報を得てきた。~
○社会に出てからも、高学歴の人ほど、職業生活などを通じて諸情報を多く得る
機会が多い。~
○インターネット。新聞、雑誌などから諸情報を多く得ることできる。
上記のイメージに関しては、そのイメージを形成する諸現実があり、諸現実がな
ければイメージを形成しようがない。例えば、「特別扱い、優遇されている」と
いうイメージに関して言えば、大阪市で言えば市民交流センターでの実情、人権協会(実質部落解放同盟)への優遇措置などの実態があり、その実態を見聞きする機会が多いほど、イメージが膨らむと考えられる。~