(10)同和問題を解決するための施策から


同和問題を解決するために効果的と思われる施策や対応についてたずねたところ、「非常に効果的」「やや効果的」と答えた人の合計の割合は、『(4)学校教育・社会教育を通じて、差別意識をなくし、広く人権を大切にする教育・啓発活動を積極的に行う』が56.3%ともっとも高く、次いで『(7)同和地区と周辺地域の人々が交流を深め、協働して「まちづくり」を進める』が53.0%、『(6)行政だけでなく、民間の人権団体も課題解決に取り組む』が47.7%となっている。
 あらためてこういう問を出されれば,以上のような回答をよせるのが極めて普通であろう。それだけに、これまで行ってきた教育の中味、人権啓発の中味の検討が不可欠だろう。交流の在り方の検討も必要であろう。