部落解放同盟が暴力・利権団体というのは、ほんとうですか。
暴力団体という典型例が、八鹿高校事件です。1974年11月22日、兵庫県立八鹿高等学校で、集団下校中の教職員約60名を部落解放同盟の同盟員が学校に連れ戻して13時間にわたり監禁、暴行し、教師48名が負傷、うち29名が重傷、1名が危篤となった事件。刑事裁判では部落解放同盟の被告人13名が拉致・監禁(致傷)・強要・傷害の罪で起訴され、全員の有罪が確定しました。
利権団体という典型例は、2006年、部落解放同盟の支部長を兼任する財団法人飛鳥会理事長小西邦彦が業務上横領と詐欺で大阪府警に逮捕された飛鳥会事件です。2007年、大阪地裁は「同和団体幹部の地位を私利私欲のために悪用し、大阪市の弱腰の同和行政を食い物にした極めて悪質な犯行だ」と述べ、小西邦彦に懲役6年の実刑判決を下しました。
また、大阪府八尾市の公共事業をめぐり建設業者への恐喝や市幹部への職務強要などの罪に問われた八尾市丸尾事件があります。「八尾市人権安中地域協議会」理事長・部落解放同盟大阪府連合会安中支部長・八尾市人権協会副会長・山口組系健竜会相談役)丸尾勇に対し2007年大阪地裁は「同和問題にかかわる立場や暴力団との関係を背景に、業者や行政への要求を押し通そうとした悪質な犯行だ」と述べ、懲役4年6カ月(求刑懲役7年)を言い渡しました。
これらの事件からも、部落解放同盟が暴力・利権団体というのは明白です。