インターネットに部落差別的な記事がありますが?

(回答)部落差別はもはや社会で受け入れられません。
    国民は良識ある判断ができます。

大阪府教委などは、部落問題が解決していない根
拠に、インターネットの記述をあげます。
誰が書いたかわからない落書きと同じように
インターネットにも書き込む輩がいるようです。
しかし、その様な書き込みが社会で受け入れら
れているわけではありません。現実の社会では
部落問題についての無責任な言動は受け入れら
れません。犯罪につながるものは現行法でも対
応することは可能です。法務局など人権擁護機
関も対応しています。
ヘイトスピーチ」のように差別や憎悪をあ
おる現実があります。教員や公務員、生活保護
受給者もバッシングされています。

差別や憎悪を煽って人を攻撃することで自らの得点を稼ごうとし
てきたのは、誰でしょうか。教育改革が必要といい、
現場の教員、公務員の質が問題であるように描き、
不信と不満を煽ってきたのは権力者の側であり、
一部のマスコミも手を貸してきました。

インターネット上の匿名で個人が調子にのっ
て差別や憎悪を記述することは道義的に許され
ませんが、権力者たちが煽ってきた風潮の中で
生まれてきたのが現実です。
そして、その問題解決をを学校などに押しつけるのでは問
題の解決につながるはずがありません。

時の権力者たちが国民同士や公務員・教員へ
の不信をあおっているもとで、私たちは、
信頼と協力の輪を広げていく国民の良識を
広げていくことが求められています。