平山ひとみ議員懲罰動議を断罪する

那珂川町町会議員(高原、羽良、早富、江頭)らによる発言撤回要求、懲罰動議を断罪する

 2015年6月17日に、町長並びに四議員から平山議員に対して、許し難い動議が出された。理由として、6月定例議会における平山議員質問が差別発言だとしているが、民主主義に反する暴挙である。以下の理由による。
1,解放令の説明で「えた、ひにん」の用語を使用したことが差別発言とされている。どの中学校歴史教科書にも載せられている「えた、ひにん」の用語を使用して議会質問をするのは当然である。これを賤称語と言って使用を禁止するというのであれば、まず文科省に抗議すべきである。そして、中学校歴史教育における「えた、ひにん」の用語を中止させるべきである。
2,同和対策事業は国が13年前に終了させている。大阪府においては、国の方針通り府下のどの自治体も個人給付などを行っている自治体は存在していない。国の指導に反して個人給付を行うことは違法である。違法行為をいまだに行っている自治体名を明らかにするのは議員として当然の行為である。違法自体名をあげることを差別発言とするのは、自治体の違法行政を容認することである。
3,「同和がとても強い糟屋町」とか、また全体的に「同和」という用語を使うことが差別発言とされている。行政用語である「同和」を使用して議会質問を行うことは当然のことである。使用するなと言うのであれば、那珂川町の公文書から「同和」の文言をなくすべきである。