(4)結婚に関する意識の状況から


同和問題の最後の壁と言われていた結婚問題である。前回までの調査は、人柄・性格などの現実的な回答を除いたもので批判を浴びてきたアンケートだった。しかし今回は,現実的な回答項目が載せられた事により,府民のより現実的な結婚意識が明らかになったといえる。~
 問3で自身の場合と子どもの場合とに分けて尋ねている。~
自身の場合、「人柄・性格」84,3% 「趣味・価値観」50,2% 「経済力」44,7% が上位3位である。~
子どもの場合、「人柄・性格」81,7% 「経済力」50,2% 「仕事への理解と協力」42,6% が上位3位である。~
 同和問題が、自身の場合20,6% 子どもの場合21,2% と低位である。同和問題が気になるというのが少数派であることが明白となっている。~