(7)同和地区に対するイメージから

 同和地区に対するイメージについてたずねたところ、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人の合計の割合は、『(10)いまでも行政から特別な扱いを受け、優遇されている』の割合が55.4%ともっとも多く、次いで『(6)なにか問題が起こると、集団で行動することが多い』が53.3%、『(8)同和問題に名を借りた、いわゆる「えせ同和行為」で不当な利益を得ている人がいる』が50.6%と高くなっている。~
 部落解放同盟系列の人権協会、人権金融公社などに対する特別扱いを府民はよく見ている。部落解放同盟によるコカコーラ等に対する確認・糾弾などが行われたことを府民はよく見ている。えせ同和についても同様なのだ。~
 そして、イメージをもった理由についてたずねている。「とくにこれといったイメージはなく、単なるイメージ」と回答した割合が36.4%ともっとも高く、次いで「自分の身近にいる人が話している内容から」が29.5%、「学校時代の学習経験や地域・職場での研修などから」が16.1%とある。
 単なるイメージを払拭することはたやすい。行政自らが同和行政終了宣言を行い、同和教育をやめる。同和の特別扱いをやめる。確認・糾弾を禁止させる。えせ同和行為を見逃さない。これだけのことをすればよいのである。~