神原文子(神戸学院大学教授)たちの妄言録から

平成25年度第1回高槻市人権施策推進審議会会議録から(H25年5月9日)

 第6回高槻市人権意識調査に関して、神原氏たちがこの会議で語った妄言を拾い集めた。

*調査目的に相応したサンプリングを行う。・・合わせて、地域ごとにも違いがあると思うので、できれば小学校校区とか、選挙区の区割りごとにサンプリングをしてもらうと、より地域差を把握できるのではないか。
大阪府の調査に関わって、これまでの人権啓発や人権教育の成果について質問があったが、詳細に分析する中で、差別があるという認識は広まり、若い世代ほど広まった。
大阪府民の人権意識は向上したというよりは、10年間でむしろ停滞、あるいは項目によっては、人権意識が下がっていると評価せざるを得ない内容が、特に部落差別の内容については、消極的になっているなど、あまり向上したとは思えない結果が見られる。
*3100人を無作為抽出するということは、コンピュータで選んでいくと思うが、そこに同和地区の方を含めているのか。私は含める必要はないと思っているが、どうなっているのか教えてほしい。
*私は、同和地区以外の方が人権についてどう考えているのかを調査するのが始まりだと思っている。
*同和地区に育つと結婚差別も就職差別もある。小さい頃から差別を受け、痛さを分かっているから、例えば、障がい者差別もありえないと考えている。
(妄言ばかりではなくて、次のようなまともな指摘もしている)
*前回は部落問題に関する学習経験がある人と無い人を比較すると、あまり人権意識に差がなかった。調査結果からは、部落問題学習の効果が十分に現れていない、そうとしか読み取れないデータが出てきて、こういったことを教育委員会と議論するのかと思っていたが結局なにもないままで、今回の調査となっている。